建設業法から知る「建設業許可」(その1:目的・定義・業種の種類)

query_builder 2020/05/10
建設業許可
やすか行政書士事務所
行政書士すだです。
神奈川県で建設業許可の書類を作ります。

建設業法の1条と2条をよみます

建設業許可を取るにあたって、1つの申請に沢山の書類をつくりますが
根拠はみんな『建設業法』のなかにあります。
ふつふつと湧く「なんでこんな書類が要るの?」という疑問も
建設業法を読むと、ちょっとわかります。

今回は1条「目的」と2条「定義」をみてみましょう~
1,2
1条の「目的」は、どんな法律にもある条項ですが「どうしてこの法律をつくるに至ったか」という、存在意義の主張のような大事なものです。

  • 建設業を営む者の資質の向上
  • 建設工事の請負契約の適正化
  • 建設工事の適正な施工の確保
  • 発注者保護
  • 建設業の健全な発達を促進
  • 公共の福祉の増進に寄与


  • 目的なので志たかめで、パワーワードが盛りだくさんですね。
    発注者保護が明文化されてるところは、借地借家法ぽさが出てて興味深いです。



    頻出する単語

    また2条は、法律の中で使われる単語の定義づけをしています。
    これもどんな法律にもあって、法律の各条文中でつど説明する手間を省いたりもしています。


    建設工事 ⇒ 土木建築に関する工事で『別表第1』の上欄に掲げるもの
    建設業  ⇒ 建設工事の完成を請け負う営業のこと。元請・下請などの名義は問わない
    建設業者 ⇒ 第3条第1項の許可(建設業許可)を受けて建設業を営む者
    下請契約 ⇒ 建設業を営む者が請け負った建設工事について、他の建設業を営む者に全部又は一部を請け負わせるとき締結する契約
    発注者  ⇒ 建設工事の注文者(下請でないもの)
    元請負人 ⇒ 下請契約における注文者である建設業者
    下請負人 ⇒ 下請契約における請負人


    表にすると↑↑なかんじです。
    なお『別表第1』っていうのは法律の最後についてるやつなんですが、↓↓のことです。

    別表第1
    この業種の分類については、いまだにひと悶着ふた悶着あるところで
    (ウッドデッキ工事……仮設テント設置……)
    これは時代の流れのなかで、工事の形態も変わっていってる証拠だと思います。

    ただ、法律も我が国はいちいち変えるのに手間がかかるので('ω')
    政令(大臣たちがつくるやつ)や省令(国交省とかがつくるやつ)
    あるいは都道府県の手引を紐解きながら、解釈を検討していく事がだいじです。

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