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経営事項審査申請の流れ
次にどのようにして、経営事項審査を受けていくのかを解説していきます。先ほども上で書きましたが、建設業許可を受けているというのが前提になります。
STEP1 | 建設業許可申請を受けます |
STEP2 | 決算変更届を提出します |
STEP3 | 経理状況分析を受けます |
STEP4 | 経営規模等評価申請をします |
STEP5 | 経営事項審査の結果通知が届きます |
決算変更届の提出
経営状況分析機関へ財務諸表を提出
先ほどの決算変更届で作成した財務諸表を経営状況分析機関へ提出し、財務状況を点数化してもらいます。この経営状況分析機関というのは国交省に認可された民間の法人が行なっておりまして、どこで受けられても点数は変わりません。現在認められているのは下記の法人です。
一般財団法人建設業情報管理センター
(株)マネージメント・データ・リサーチ
ワイズ公共データシステム(株)
(株)九州経営情報分析センター
(株)北海道経営情報センター
(株)ネットコア
(株)経営状況分析センター
経営状況分析センター西日本(株)
(株)日本建設業経営分析センター
(株)建設システム
(株)建設業経営情報分析センター
手数料や結果が出るまでの時間は分析機関によって違ってきます。毎年同じ経営状況分析機関に提出しておけば資料は少なくて済むのですが、あまり有名でないところに依頼すると廃業されてしまうケースがあるので、心配な場合は一般財団法人建設業情報管理センターにしておけば間違いないでしょう。
経営規模等評価申請書を提出
経審の結果通知書の見方
経審の点数のつけられ方
この総合評点のP点というのは下記の式で決められています。総合評定値 P = 0.25 X1 + 0.15 X2 + 0.2 Y + 0.25 Z + 0.15 Wと書かれていてもさっぱり分からないですが、
X1:業種別の完成工事高
X2:自己資本額と平均利益額
Y:経営状況分析の結果(財務諸表からの点数)
Z:業種別の技術職員数と元請完工高
W:労働福祉や営業年数などの状況
からそれぞれ割り出された数字で、それを上記の数式に当てはめられて最終的に総合評点P点になるわけです。なおP点の最高得点は2,136点、最低得点は281点となり、平均点がおおよそ700点ぐらいになるように設計されています。実際には中小企業のレベルでは1,000点を超えるというのはかなり難しく、800点を超えるような状態でかなり優秀なレベルかなと思います。
有効期限
建設業許可の手続きを、神奈川を拠点に代行しながら、相談者様からいただきましたご質問に、日々回答してまいりました。こうして許可申請や代行業務に対して関心を持っていただきましたことに感謝の意を表し、持てる知識を活用して丁寧に回答させていただきます。よくいただく質問内容に関しては、こうしてホームページで専用のページを設置しましたため、ふと疑問が浮かんだ際に、お気軽にスマートフォン等でご参照いただけましたら嬉しい限りです。
こうした建設業許可申請を神奈川にて頻繁にこなしておりますので、その道の専門家として皆様の疑問を解消していけるよう尽力いたします。他にも、経営事項審査の申請代行や2019年4月より稼働が開始された「建設キャリアアップシステム」の登録代行も行っていますので、建設業に関して何かしらの手続きの代行が必要な際にはお気軽にご連絡ください。